風景

大江山連峰(森林浴の森100選)

大江山は、千丈ヶ嶽(832m)を主峰とする鍋塚、鳩ヶ峰、赤石ヶ岳からなる連峰です。

山頂からは若狭湾、丹後半島をはじめ、空気の澄んだ天気の良い日には氷ノ山や白山、愛宕山なども望むことができます。また大江山を含む地域は、その岩石や植物などの多様性から2007年に丹後天橋立大江山国定公園に指定されました。

この山には、源頼光による酒呑童子退治、麻呂子親王による3鬼退治、日子坐王による土蜘蛛陸耳御傘退治の3つの鬼退治伝説があり、これらの伝説にまつわる伝承の地が数多く残されています。

鬼嶽稲荷神社からの雲海

稲荷神社一帯のブナの原生林の素晴らしさ、そして紅葉と雲海は絶景で、多くの人を引きつけます。

雲海写真のスポットとしてシーズンには多くのカメラマンが集まります。正面(西側)の三角形の山が日室ヶ嶽(岩戸山)です。

さらにその向こうには元伊勢内宮皇大神社があります。そしてその一直線上には京都や伊勢が位置します。

千丈ヶ滝

遠く谷間に、折れ曲がって白い糸を引いたように見えます。

千丈ヶ原から急傾斜の岩肌を屈曲して数十m流れ落ちる。滝というより、切り立った急崖という感じで、水量の少ないときは、岩肌を流れ落ちていますが、水かさが増したときは勇壮そのものです。

二瀬川渓流と新童子橋(吊り橋)

二瀬川渓流は大江山からの豊かな恵みを湛え、奇岩と清流が織りなす風景は有数の美しさです。

春はヤマツツジやヒュウガミヅキ、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々に楽しめます。

新童子橋は旧宮津街道とその対岸を結ぶ吊り橋。長さ77m、川面からの高さ22m。木製の吊り橋としては日本有数です。

景勝二瀬川をまたいでいるため、紅葉の季節には上空から二瀬川の紅葉を見ようと大勢の観光客が訪れます。

 

旧宮津街道

「歴史の道100選」のひとつ。宮津藩主の参勤交替路として築かれました。

今でも当時の石畳が一部残っていますが、きれいに整備されているところは平成の石畳です。また、周辺には大きな岩塊が一面に広がる「ごうら」と呼ばれる岩塊流があり「京都の自然200選」にも指定されています。一帯には鬼伝説にかかわる旧跡もあります。

鬼飛岩と鬼の足跡、頼光の腰掛岩、岩塊流(ごうら)

鬼飛岩は昔、鬼の見張り場所であるといわれ、急を知らせるため、対岸へ飛び降りたときにできたのが「鬼の足跡」と伝えられています。

その隣にある巨岩が「頼光の腰掛岩」で鬼退治をした頼光が腰を掛けたとされる岩です。

そして、この周辺から二瀬川渓流には鬼伝説にふさわしい「ごうら」と呼ばれる巨大な岩塊が転がり、まるで岩の海のように一面に広がっています。そのような景観は「岩海」として天然記念物になっているところもあります。

才ノ神の藤

元伊勢と同じように古い歴史を誇るのがこの才ノ神の藤。

樹齢2000年と伝わる朽ちかけた欅の古木に絡まりついた藤で、推定樹齢は1200年とも言われています。

京都府の天然記念物にも指定されています。

場所は大江町の南部、南有路地区で綾部市に接するあたりにあります。

この才ノ神は古代この他を訪れた日子坐王(ヒコイマスノキミ)が蟻の行列を発見し、近くに人里があるに違いないと家来を探索に遣わしたところ、近くで古老が岩を拝んでいるのを見つけたそうです。

聞いたところ『才ノ神』とのこと、その報告を聞いた日子坐王が恐れ多いと駆け寄って丁寧に拝んだとされ、それ以降この他を蟻道(アリミチ)と言うようになったという言い伝えを残しています。

ホームページ:http://www.eonet.ne.jp/~sainokami/

毛原の棚田

毛原地区には標高100~200mにかけて等高線状に広がる約600枚の棚田があり、「日本の棚田100選」にも選定され、美しい景観を見ることができます。

春と秋には棚田体感ツアーを実施し田植えや稲刈り等が楽しめます。

ホームページ:https://www.keharanotanada.com/

岩戸橋

「岩戸林道」(通称「岩松林道」)にかかる橋。元伊勢天岩戸神社から奥に200m程行った所に在ります。京都府が昭和27年11月に周辺の景観に配慮しながら整備したものです。

夫婦滝

近江源氏の落人が開いた村と伝えられる小原田のほぼ中央にある夫婦滝。滝の右に役小角(えんのおづぬ)の古い石像がまつられています。修験者の行場だったと思われます。